研究紹介
Introduction
Research
太陽惑星空間系
(C領域)
宇宙・惑星プラズマ現象、
惑星大気現象、
波動・粒子相互作用、
オーロラ、月地質構造 等
光・電波観測機器の開発、それを用いた地上遠隔観測や飛翔体直接観測とデータ解析、数値シミュレーションによって、惑星・地球や太陽などの物理現象の解明を目指しています。国内観測所に加えて、ハワイ山頂、北欧、アラスカなどで活発に海外観測を行っています。また、JAXAと共同で探査機や衛星に観測機器を搭載しており、例えば、月周回衛星「かぐや」にレーダーを搭載し月の地質構造を明らかにする成果などを挙げています。
宇宙空間プラズマ現象の研究
地球周辺や月・惑星における宇宙空間の理解を、最先端の飛翔体・地上観測・理論・シミュレーション研究を通じて行い、電磁気学・プラズマ物理学に基づいて諸現象の本質を究明します。
地球・惑星大気現象の
比較惑星学的研究
最新の数値シミュレーション、地上望遠鏡や惑星探査機で得られた科学データを駆使して、地球を含む惑星を舞台に、惑星大気変動・進化学の学理の探求と人類の未知の開拓に挑んでいます。
惑星磁気圏現象・
粒子ダイナミクスの研究
大型電波望遠鏡や科学衛星搭載電波観測装置、紫外線宇宙望遠鏡の開発・観測に基づいて、木星や地球周囲の宇宙空間や太陽で生じるエネルギーの輸送過程や粒子加速過程、その惑星大気への影響を探査しています。。
惑星・衛星大気の発光現象の可視光・赤外観測による超高層希薄大気の研究
望遠鏡、光・赤外分光撮像装置や人工衛星搭載機器を用いて、 木星と衛星イオ火山活動、ならびに地球のオーロラと大気光などの発光現象を観測し、大気やプラズマの物理過程を解明しています。